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2006/3/20
本当のフルパワー!『CBR1000RR北米仕様』の魅力とは!!!!
国内モデルと欧州モデル、そして実力発揮の北米モデル

スーパースポーツモデルの魅力はなんといってもその圧倒的なパワーだ。それはもう理屈抜きで「女子供はアッチに行ってなさい」の世界である。
だが、現実には国内市販モデルは内に秘めたパワーをかなり押さえ込んでいる。まあそれでも“順法内のフルパワー”とは言えるのだが、それが魅力的かというと…かなり難しい。それゆえフルパワーを引き出すためのアフターパーツがあれこれ工夫されていて、マフラーを換えたり電気回路に手を加えたりしている。それはそれで良いのだが、どうもスッキリとしないのはなぜか。それは当たり前、「本物じゃない」からだ。
だがその「モノホン」に乗る機会に恵まれた。ホンダ系販売店の『パッセージ』さんから北米仕様の逆輸入車を試乗車としてお借りしたのだ。
CBR-RRは大きく分けて3つの仕様が日本国内で売られている。それは純然たる国内仕様と、ヨーロッパ仕様、そしてあらゆる意味でCBR-RRの本来の姿と言える北米仕様だ。
国内仕様はもちろん馬力規制とスピードリミッターがあり、がんじがらめの状態。ヨーロッパ仕様はかなり元気ではあるが、キャタライザー(ガス触媒装置)が装着され、それに合わせたECUになっている。要するにプログラムマップも空燃比も違うということ。
ところが北米仕様(カリフォルニアを除く)はまだそこまで厳しくない。よってCBR-RRがまさに本来の力を発揮している「解き放たれた狼」なのだ。

実際のパワー差はどのくらい?

ではヨーロッパ仕様と北米仕様ではどのくらい差があるのかだが(もう国内仕様はカヤの外に置くもんね)、あるショップがベンチテストしたデータがある。それによると約5馬力の差だった。しかしその時の北米仕様は500キロも走っていない馴染みの出ていないエンジンだったという。
ご存知のとおりベンチで計測するのは後輪の出力なので、メーカーの発表する数値よりもずっと小さい。場合よっては30%以上もエンジン出力より数値が小さくなるのだ。それらを考慮するとエンジン出力にした場合10馬力以上の差があったとしても不思議ではないだろう。




須貝義行がライディング「最高に楽しくてエキサイティング」

ライディングしたのは須貝義行選手。昨年の鈴鹿8耐で05モデルのCBR1000RRで総合6位に入賞した、本物のCBR乗りである。
そのフルパワーを実感するのに相応しい筑波サーキットで走らせた。
須貝選手は数週のラップを重ねるとピットに戻り、すぐにコメントしてくれた。
「いやあ、まるでレーシングマシンですね。この北米仕様ならほとんど手を加えないでレーサーになりますよ。本当にどこの回転域でもクセがなくパワフルです。それに05モデルより車体の挙動がずっと良くなっていますね。パワーがあって車体のデキも良いので最高に楽しくてエキサイティングできます」と言った。
そこまで褒めなくてもと思ったのだが、どうやら正直な感想だったらしい。

その本物のCBR1000RRは逆輸入車ということになるので、どこのお店でも買えるというわけにはいかない。またヨーロッパ仕様に北米仕様のパーツに交換しても、実は様々な問題があってかなりのノウハウがなければトラブルの元(ここんとこ重要です)。
なので、もしこの本物が欲しければ『パッセージ』にお問い合わせください。優しく教えてくれます。



■問い合わせ:『パッセージ』:03-3911-6638
URL=
http://www.hw-passage.co.jp/

須貝義行(すがい・よしゆき)
85年にレースデビューし、翌年にはSP250クラスでチャンピオンとなる。87年にはN250クラスのタイトルを全戦全勝で獲得。89年には国際A級昇格。95年に世界選手権にフル参戦し総合26位となった。98年 には米国デイトナBOTクラスで日本人初優勝。05年は鈴鹿8時間耐久でCBR1000RRで総合6位、クラス2位を飾る。

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