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2005/5/30
10年ぶりの世界選手権モトクロス日本大会
 ヤマハのエバーツが総合優勝

総合優勝を果たしたエバーツ。
今年もチャンピオンの最右翼で
9回目のタイトル獲得を狙うまさに天才だ。
5月29日に10年ぶりとなる世界選手権モトクロスの日本ラウンドが開催された。場所は宮城県にあるスポーツランドSUGO。 久々に世界のトップライダーがバイク王国日本に集まるとあって、ジャーナリストも世界中から集まり熱気は高ぶる一方。観客の総動員数も予選と合わせ2万4600人となった。
注目なのは、天才の名を欲しいままにするステファン・エバーツ(ベルギー/YAMAHA)とミカエル・ピション(フランス/Honda)の一騎打ち。そして03年世界ランク10位となった日本人ライダー熱田孝高(SUZUKI)がど
こまで迫れるかだろう。エバーツは前ラウンドのヨーロッパ選手権で振るわず、ランキングポイントでピションに9ポイント差にまで詰め寄られている。また本大会前日の予選では、例によってピションがトップタイムをマークした。 モトクロスは通常2ヒート制で行われ、その両方の順位にポイントをつけて総合優勝を決定する。その第一ヒートでピションは驚異の速さを見せた。独特なコーナリングスタイルで走るピションに、エバーツですら「手がつけられなかった」とレース後に語っている。結局ピション1位、エバーツ2位、3位にはタウンリー(ニュージーランド/KTM)となり、熱田は16位だった。 しかし疲れやすいと評されているピションの第二ヒートは失速気味で、3位に入るのがやっとだった。エバーツ1位、ジョエル・スメッツ(ベルギー/SUZUKI)2位となったことで総合優勝はエバーツが獲得。総合ランキングでもピションとの差をさらに2ポイント広げたことになる。熱田も健闘し9位に入った。 ヤマハのお膝元である菅生での総合優勝によって、ヤマハのチームパドックは大変な騒ぎになっていた。今年は会社創立50周年の記念すべき年なだけに、エバーツの活躍は大輪の花を添えたと言っていいだろう。  

リザルト
●ヒート1
1位 M・ピション Honda
2位 S・エバーツ Yamaha
3位 B・タウンリー KTM
4位 J・コピンズ Honda
5位 S・ラモン KTM
6位 J・スメッツ Suzuki  
●ヒート2
1位 S・エバーツ Yamaha
2位 J・スメッツ Suzuki
3位 M・ピション Honda
4位 J・コピンズ Honda
5位 J・ノーブル Honda
6位 T・レオク Kawasaki


華麗なまでに無駄のない走りをするチャンピオンのエバーツ


ピションは常にエバーツを脅かす存在だ  

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