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連載企画 新型セローでレッツ林道ツーリング!
第二話:セローごときが起こせない!?

<あらすじ>
「林道ツーリング」と聞いて、砂利道をトコトコ走るような軽い気持ちで参加したワタルを待っていたのは、まるで登山道のように険しい道だった。何度も滑って転びながらどうにか登り切ってホッとしたのもつかの間、次に待っていたのは雨でトロトロに緩んだ赤土の下り斜面。オソロシくてブレーキもろくに握れないオフ初心者ワタル、果たして生きて帰れるのか!?


恐怖の下り坂
さて、後編です。写真の顔を見ていただければ分かると思います。冗談抜きで固まりました。こんなとこ、降りられるわけないじゃん…。もうギブアップしたいと思ったのですが、ここは山の頂上近くなのでどっちに行っても下りだけ。途方にくれていると、オフロードの伝道師デーブ高山さんが遙か下方から大声でアドバイスをくれました。
デーブ高山(以下DB)「エンジン切ってぇ、クラッチ使いながら降りちゃえばぁ!」
な〜るほど、そんな裏技もあるんですか!これならブレーキかけるのがこわくてもなんとかなりますね。進む時だけクラッチを握って、危なくなったらクラッチをつないだり半クラッチにしてエンブレで減速、を繰り返しながら、距離にして約20mを5分以上かけて降りました。


「キミ何やってるの?」の図。上の方で横を向いてしまっているのが私です。

休憩
なんとか山から生還した僕たち(皆さんは全く疲れてなさそう)は、ソバ屋に入りました。すごいお腹がすいた気がしていたのですが、出てきたソバをしばらく食べていると…うえっ、もう食べられないや…。疲れて食欲が無くなってしまったようです。こんな経験は高校生の時のマラソン大会以来です。皆さんは、というと…あれれ、2人分も食べてます。


「もう1杯いけちゃいますねえ!」と追加注文したざるうどんを頬張るデーブ高山さん。

まだ走るの??
みなさんはまだまだ走り足りない様子。引き続き山登りは続きます。僕はというと、だんだん…しゅうちゅうりょくが…なくなってきた…。前半転びまくって手首をひねったこともあり、車体を支えるのがやっとです。そんな中、登り坂の泥の中でまた転倒。もうだめだ…。疲れがピークに達してヒザはがくがくするし、腕はプルプルするしで起こせなくなってしまいました。
ワ「で、デーブ高山さん…。た…すけて…」
DB「なァに言ってるんだよ!転んだ写真撮ってあげるから笑って笑って!」
ワ「う、うう…へへっ…」

あれ?うまくなってる?
その後、僕が『もうダメだぁ体力の限界っす、こんなの人間のやることじゃないッス』と弱音と文句を吐きまくりました。白旗を揚げた僕は、少し休憩したあと平らな砂利道を走って帰ることにしていただきました。
帰路は疲労のため無心でバイクを走らせていたのですが、途中であることに気付きました。「あれ?そういえば行きは『砂利道を無心で走る』なんてこと、できなかったよなぁ!」最初は平らな砂利道も神経を集中してビクビクと走っていたので、これは大きな進歩かもしれません。と思った途端、やる気が出てきました。そのうち、泥の上り坂もヒョイっと登れるようになるかもしれないってことですよね。そうしたら楽しそうです!デーブ高山さん、そして今回色々と教えてくださった皆さま、また連れて行ってください!(次回は7月下旬〜8月上旬に掲載予定!)
続きを読む!(第3話)
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