| 連載企画 新型セローでレッツ林道ツーリング! |
| 第一話:林道の定義って、何なんだ… |

霧の立ちこめる秩父の山中にて
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| <文・川又ワタル / 写真・デーブ高山(月刊ARJ編集長)>
■謎のオフロード伝道師「デーブ高山」登場!
「ちわーす!」
僕(ワタル)が仕事をしているフリをしながらソーシャルネットワーキングサイトに夢中になっていると、いつもお世話になっている月刊ARJのデーブ高山さん(仮名)が現れました。ARJとはアルペンロードジャパンの略で、コアなオフローダーの為の雑誌です。
ワタル(以下ワ)「あわわわわっ…」
デーブ高山(以下DB)「なにサボってんだよ〜。そんなくだらない日記書いてる暇があったら仕事しなさい!それよりさ、明日林道ツーリング行くんだけど、一緒にどう?」
ワ「おっ、いいですね!ちょうど都会はもうこりごりだぜ、と思っていたところです。連れて行ってください、お願いします!」
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DB「わかった。じゃあ明日な!…えっと、どうせドロドロになるから雨降っても降らなくてもカッパ着てきたほうがいいかも」
ワ「…え?林道って、ジャリ道じゃないんですか」
DB「…あ、ああ、ジャリ道だよ!ただホラ、ぬかるんでたり水たまりとかあるかもしれないから(ニヤニヤ)」
ワ「ふーん…わかりました」
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ARJのデーブ高山さん。とっても面白くて、普通じゃないオーラをビンビンに発散しています。
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■雨の中、秩父へ!
前回は装備が無かったので、オフロードが大好きな知り合いからブーツをお借りしてきました。
膝に当てるパッドは先日のホンダABS試乗会の時に「君あぶなそうだからコレ付けたほうがいいよ」といただいたものをそのまま使用。
ヘルメットは変わらずアライのクラシックDC。そして旅用に持っていたカリマーのバックパックを背負ったらおお!なんだかそれっぽい!旅のエキスパートっぽく見えませんか?え?そんなことないですかそうですか。ま、とりあえず秩父の“道の駅”目指して走っていきました。
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着いたらすぐに嫌な予感がしてきました。徐々に到着する皆さんは、明らかに“スゴ腕”の匂いがしているのです。そして僕が「林道ほとんど走ったことないです」と言うと「マージで〜?じゃあ××はやめといたほうがいいかなぁ」なんて話をしてます。ハイ?林道ツーリングってそんな上級とか中級とかあるんすか?
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■衝撃の「林道」
さて。「林道」へ到着しました。 |
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…っておいっ!!(笑)
確かに「林道」て書いてあるけどどう見ても「登山道」にしか見えませんが!雨でドロドロにぬかるんだ土、大きめの石、木などが転がっていて、けっこう急な登り斜面です。写真だと大したことなく見えますが、実際坂の下から見たら「回避」という二文字しか浮かびませんでした。最初に山登りなら山登りと言ってくれればいいのに!
ワ「えーと、じゃ、今日はここで見ていますので、皆様楽しんできてくだ…」
DB「ほら早く行っちゃいなよ!こんなん初級コースだよ!ちなみに迂回できる道なんてないからね、イヒヒ!」
ワ「ち、ち、ちっきしょー!!!!」
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さあ、覚悟を決めて行きます!
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気合いだけじゃ登れなかった…。
でも、何度転んでもなかなか壊れないのはオフ車の良いところですね。
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もうここから先はがむしゃらです。正直よく覚えてません。何回も転びながら、色々な方に押してもらったりしながら、どうにか上がりました。息が上がってシールドが曇り、前が見えません。編集長から「写真撮ってこいよ」と言われたことなど途中からどうでも良くなってました。カメラを出す余裕なんか、まるでありませんから!!
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それでも、登れるとやっぱり気持ちがいいものです。しばし心地良い達成感に浸っていると…
DB「ま、登りがあれば次は普通下りですよね。がんばって!!」
ああ、そうですよね…そりゃそうだ。その下り斜面はというとしっかり水を吸ってトロトロになった、僕が受験生なら縁起をかついで絶対に降りないであろう、粘土質の赤土が広がっていました。果たして生きて帰れるんでしょうか?がんばれ自分!
(続く) |
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