| 編集ワタルの北海道ツーリングレポート |
| 第四話:ウトロで釣りに挑戦! |
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僕らは知床にあるウトロ港で夜釣りをするため、地元の釣具屋さんに教えてもらったポイントへ向かいました。太陽は沈んでいますがまだ空はまだ明るくて、夕方の涼しい潮風が港町を吹き抜けていきます。
店員さん曰く「ここならエサを付けなくても勝手に針に食いついてくるよ」とのこと。
「そんなぁ、東京の人間は何も知らないと思ってそんなこと言って。エサも付けないで釣れるわきゃないでしょ」
半信半疑ながら…、入れ食い状態なんて未経験なので期待は高鳴ります!!
で、その魚が食べられるのかどうかを聞くと
「…う〜ん、一応食べられないことはないけど…(苦笑)」なんて反応。ま、食べられるものなら何でも食べますよ。たまにははカレイも釣れるらしいので、もしカレイが釣れれば今夜は御馳走ってわけです。もうチキンラーメンはこりごりっす!
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さて、着きました。港です。僕たちはとりあえず仕掛けに塩イソメ(虫の塩漬けです)を付けて垂らしてみました。すると…かかったぁ!いきなりです。針を垂らして10秒もたってません。釣れたのは…小さな赤い魚です。これ、カレイじゃないですね。間違いない。僕よりは若干詳しいNに聞いてみたのですが
「さぁ?さっきの店員さんが言ってたやつっぽいな。コイツ、食えるのか?」
とのこと。僕も
「いや食べたら意外とウマいかもよ!」
なんて言いながらもう一度糸を垂らすと、またかかったっ!!釣り上げると、また同じ魚です。
「なんなんだろう…」
結局目当てのカレイは一匹も釣れず。すっかり夜になってしまったのでキャンプサイトに戻り、魚を焼いてみることにしました。
さて、味見してみると…
W「…。うん。あのさ、なんつーかさ、まずいなこれ」
N「味が、無いな…」
W「…」
N「…んー、でも釣った魚に申し訳ないしなあ」
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謎の魚。なんて名前なんだろう??
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一度は「食べる」と決めてみたものの、やっぱり無理。改めて見るとこの魚、黒いツブツブが体内や表面に付いているヤツもいて「これ寄生虫だったりして…」なんて話を始めたらすっかり食欲が無くなってしまいました。
「港にいたウミネコに食べてもらおう」ということで決着がつき、すっかりぬるくなってしまった酎ハイで乾杯しました。今日のツマミもまた、チキンラーメンです。天気予報では、この先ずっと雨です。
N「なんか俺ら、ツイてないな〜」
W「今日の帰りに晴れただけだもんな〜」
やけっぱちで草の上にドサッと寝転がったNは
N「ちょっとランタンの火、弱めてよ。空すげーきれーなんだけど」
火を弱めて空を見上げてみると、すごい!天の川がドカンと空を横切っています。慌ててランタンを消しました。目が慣れてくると、更に星が見えてきます。きっと、このあいだまで散々降り続いてくれた雨のおかげで空気がきれいなのでしょう。流れ星を5分間隔くらい見つけることができました。
N「今日はやっとツーリングっぽい日になったなあ。ま、明日からまた雨らしいけどな…」
W「昼の美幌峠とか夕方のオシンコシンの滝も良かったしね。ま、明日からまた雨だけどな…」
しばらく星を眺めながら酎ハイを飲んでいましたが、次の日も朝釣りをするので早めにテントに入って眠りました。
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翌日は日の出前から気合いを入れて用意したのに、昨日の赤い魚しか釣れませんでした(Nはヒトデを釣りました)。試してみたところ、確かにエサ無しでも釣れました。彼らはきっと、動いていればなんでも良いのでしょう。ちなみにカレイを釣ろうと思って仕掛けを投げても、海の底に針が落ちる前に彼らが食ってしまうため、実に厄介なヤツでした。一応「朝でもいいから、カレイが釣れたら食べたいね」と話していたのですが、あきらめて朝食を買いにセイコーマート(地元のスーパーです)へ行ってみると、なんと棚にジンギスカン用の肉が。昨日はほとんど何も食べていないので、空腹すぎて冷静な判断ができません。
W「朝だけどさ、いく?これ」
N「腹減ったもんな。こんくらい食ってもいいんじゃないかと思うよ。あとパンケーキも食いてえなあ」
W「いいねえ。じゃ、片っ端から食っちゃおうぜ!」
結果は、想像通りです。明らかにヘビーでした。朝から焼き肉はいけないんだって簡単なことが、やっとわかりました。
そんなこんなで周りをすっかり散らかしてしまったので、全てを片づけて出発する頃にはすっかり日が高くなってしまいました。天気は幸い良好で、気温は高くないのですがきつい日射しがジリジリと肌に刺さります。
さ〜て、これから帰り道です。次は釧路湿原へと向かいます!
<続く> |
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また例の魚が釣れまくり。

Nが釣ったヒトデです。
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