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W650で城下町ツーリング

当サイト編集長のオカムラです。「ツーリングに行きたい!」という欲求がピークに達していたとき、図らずも月刊『男の隠れ家』編集部から「長野の上田に行ってツーリング取材してくれない?」というありがたい依頼が飛び込みました。あそこの編集長はかつて『The BIKE』という毎日新聞社が発行していたバイク雑誌の編集スタッフなのであります。よかったぁ、持つべきものは先輩ですな。


なぜに長野の上田なのかというと、実はあまり深い意味はないようです。どうやら『男の隠れ家』では城下町の特集が定番化していて、その中に小企画として日帰りツーリングがあり「上田辺りが距離的にテキトーなんじゃないの」というだけのこと。
バイクは「コイツで一度ツーリングしたかった」と思っていたカワサキのW650です。城下町にもピッタリではありませんか。

上田市は関越道から上信越道に乗り換えて、練馬からちょうど200kmくらい。「徳川の攻撃を二度にわたって退け、真田家の名を世に知らしめた上田城の名残を、クラシカルなバーチカルエンジンに乗って訪ねてみた」という感じであります。

梅雨明け直後の日曜日の夜に出発しました。月曜の早朝なら、人影の少ない風景が撮影できるだろうと思ったからです。
W650は予想よりはるかに快適に高速道路をこなしてくれるバイクでした。トルクフルで疲れず、それでいていつでも十分な加速力がある。もちろんツインならではの振動があって、とくに4000回転付近はシビレますが、それもかつてのW1などと比較したら「無いも同然」です。それよりも気になったのはフットレストが左右でわずかに位置が違うこと。右側が2センチくらい前にあるようで、ちょっと足が落着きません。

夜中の12時過ぎに上田ICを下りて、スーパー銭湯で休憩。走ってきた後の風呂はホンッとに最高! ビールをグイッと飲りたいところですが我慢であります。だってココで飲んだら絶対に早起きなんてできないっすからね。
午前3時過ぎ。まだ夜明け前に銭湯を出て、夜中のロケハンをやりました。もちろん暗いから見当をつけるのは難しいのですが、撮影場所も決めずに夜明けを待ってるわけにもいかないんすよ。

ありましたよ、イイ場所が。柳町というところのちょっとした一角なんですが、石畳の両側に商店や古めかしい家が並んでいて、各家の前には趣きある行灯が点っていました。写真を見てみてください、イイ雰囲気でしょ。もっとキレイな写真が見たければ、どうぞ8月27日発売の『男の隠れ家』を買ってください。

でも、上田の街の醍醐味は柳町だけではありません。駅前のビルの間に石垣が隠れていたり、路地を入っていくと怪しい(古くて廃れているだけかも…)飲み屋や、いかにも「元は武家屋敷でした」という構えの立派な家があったりします。かつては観光地としても人気があった…のかもという、ちょっと哀愁が漂っているところも私には魅力的でした。柳町の「発芽そば」や駅前の飴屋さんもかなりの高得点(どちらも本で紹介してます)。

いやあ、とにかく久々のツーリングだったので疲れましたが、目的地で楽しめたこととバイクが快適だったので充実感は満点。編集長、またツーリング企画を立ててください、お待ちしています。

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