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あのMT-01をワインディングに持ち込んでみた |
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忠さんの語る「感覚性能」とは |
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発売以来話題となっているMT-01に試乗する機会を得た。ライダーはなんと、SP忠男レーシングチームを主宰する「忠さん」こと鈴木忠男さんだ。他に類を見ないビッグVツインスポーツをワインディングに持ち込み、その感覚性能を探ってみた。迫力のムービー併せてお楽しみください。 |
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■MT-01とは
このオートバイは、'99年の東京モーターショーでプロトタイプとして参考出品され、先端技術を駆使しつつ感覚性能をも追求したモデルとされている。出力でいえば1670ccもありながら100馬力に満たないのだが、トルクはオートバイでは驚異的な150.1Nm (15.3kgf・m)を、わずか3750回転でマークしてしまう。そして、新設計となるアルミダイキャストフレームや最新技術を駆使した足まわりによって、このドデカいエンジンでスポーツさせてしまおうというのである。いかにもヤマハらしい「変わり者」の登場だ。
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まずはMT-01の機構的な説明から。フロントサスペンションにはインナー径43mm倒立式を採用し、リアサスペンションはショックユニットを横置きにし、マス集中と低重心化に貢献している。イニシャル及び伸び側・圧側双方の減衰力はフルアジャスト可能。また、フロントブレーキのマスターシリンダーには、レバー作動量を多く確保でき優れたコントロール性をもたらすラジアルポンプ式を採用。キャリパーは、制動時の反力による変形の少ないラジアルマウント型を採用した。ラジアルマウントはブレーキリリース時の優れた応答性も特徴で、メリハリをつけた操作が可能になる。ちなみにキャリパーはYZF-R1と同じだ。ディスク径は320mm。リアブレーキは267mm径を採用、2ポットピンスライド方式とアルミピストンの組み合わせで効力とコントロール性を両立している。
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エンジンは米国向けモデルのアメリカン「Road Star Warrior」に搭載する空冷48度Vツインエンジンをベースにしているものの、実際には約90%もの構成部品を変更したまったくの別物である。フライホイールマスをウォーリアと比べて18%も軽く設定したエンジンは、吸排気系の変更も相まって従来のVツイン大排気量をくつがえす、全く新しい走行フィーリングを生み出している。
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また、FI(フューエルインジェクション)は40mmダウンドラフト型のツインボア・FIを採用。併せて大容量7リットルの新設計エア・クリーナ・ボックスを採用し「Road Star Warrior」との比較で、実に40%もの通気抵抗低減が達成されている。そして勿論ただ回るだけではない。2,000rpm前後では「鼓動と大排気量感」を楽しめ、また3,500rpm前後では優れたレスポンスを体感出来るように味付けされているのである。
ヤマハの「走行性能と感覚性能の両立」というテーマに対するこだわりようはハンパではない。エンジンの搭載はヘッド懸架部分を4ヵ所と左右クランクケース4ヵ所の合計8ヵ所を選び、あえてリジットマウントとすることにより、エンジンを車体強度の一部としながらエンジンの爆発をダイレクトに体感できるように設計してあるのである。MT-01とは、音も振動も走りにもこだわる「モノの分かる大人」のためのオートバイである。
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メーター周り。下のデジタル部分に速度が表示される
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ヘッドライトは個性的な縦二灯式マルチリフレクターを採用
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2005年欧州向けモデル ヤマハ「MT-01」仕様諸元
全長×全幅×全高=2,185mm×790mm×1,160mm
シート高=825mm
軸間距離=1,525mm
乾燥重量=240kg
原動機種類=空冷・4サイクル・OHV・4バルブ
気筒数配列=V型2気筒
総排気量=1,670cc
内径×行程=97.0mm×113.0mm
圧縮比=8.36:1
最高出力=66.3kW(90PS) /4,750rpm
最大トルク=150.1Nm (15.3kgf・m)/3,750rpm
始動方式=セル式
燃料タンク容量=15L
燃料供給=電子制御フュエルインジェクション
タイヤサイズ (前/後)=120/70ZR-17/190/50ZR-17M/C |
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