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都内ホテルでの発表説明会

全体の写真。とんでもない低さである。
    
各部のアップ写真。細かいところまでデザインの秀逸さが光る。
便利なメットイン内照明のオン/オフスイッチも装備。

なんと、この絞り込みは足つき性向上の為らしい。
それを全く意識させない作り込み。さすがヤマハである。

個性的なリヤビュー。
真ん中の部分には収納スペースも備える。

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■4月12日に都内の湾岸にあるホテルにて マグザムの発表会試乗会が開かれた。 「ベストタンデムアーバンクルーザー」というコンセプト(ちょっと長い)だけに、シチュエーションとしてはピッタリだろう。
マグザムにはのんびりした農村風景ではないのは確かだ。 説明会でヤマハは「10代から20歳代の新規ユーザーを獲得したい」と言っていた。それはファッションやスタイリングを重視し、従来のバイクユーザーだけでなく潜在層が注目する個性を発揮させたということだ。
実際それは想定どおりうまくできていると思う。もうYSP店では実車を見ることができるので目撃した人もいるだろうが、とにかくそのスタリングは文句無く目立つのだ。ひと昔前ではカスタムバイクとしても「スゲー」と叫んでしまう存在感である。とくにフロントタイヤを遥か前方に伸びたノーズは、そのボリュームに圧倒される。
さて試乗開始…なのだが、そこでふと説明会で聞いた言葉を思い出した。「あくまで都会(アーバン)で乗る前提なので、高速性能より発進加速を重視しました」というやつだ。
ま、パワー感が足りないことの言い訳かな、なんて思っていたのが正直なところ。 でも、本当に驚いた、いやマジで。走り出して5メートルで気がついたのである。
はっきりと宣言しましょう。マグザムのゼロ発進加速は250ccスクーターの中で最速です。いや、タイム計測したわけではないので明確なデータではないのだけど、少なくとも体感では最速なのだ。この鋭さは誰でも実感できるに違いない。そして発進加速が鋭いと、走ること自体が実に楽しくなる。都内を走っていると信号が多くて停車するのがイヤになるが、加速が気持ちよいので信号がストレスにならないのだ。
エンジンはGマジェのDOHCをマグザム用にアレンジしたものだが、とても同じユニットとは思えなかった。う〜む、こりは楽しい。しかしそんなパワフルさに気を取られていると肝心なことを忘れてしまう。他の部分もチェックしなければ。
注目したいのは、マグザムは二人乗りでの快適性を重視して設計されていることだ。例えばロング&ローを追求した車体設計。重心が低く、そしてホイールベースが長いために二人乗車でもその重心位置がほとんど変わらない。だからタンデムでもハンドリングにはほとんど影響を与えない。
さらに感心したのは、シートの段差が前後で10センチ程しか無いので一体感があること。10センチの段差というのは、ちょうど後ろの人の口が運転者の耳の位置になるので、非常に会話が楽になるのである。う〜む、なるほどですね。
シートを低く抑えるためにシート下のラゲッジスペース(18+5リットル)はGマジェと比べてかなり小さくなっている。でもこれは「どちらを取るか」の選択の問題だから仕方が無い。とはいえジェットヘルとハーフキャップを一緒に入れるくらいのキャパはあるのだ。テールランプ上にもトランク(11リットル)があるので、トータルでは結構容量がある。
ブレーキはもちろん贅沢な前後ディスクだし、吸気はインジェクションを採用。文句なしだ。
シールド下に隠れるように配置されたメーターパネルもかなり渋い。これはぜひとも実車で確認してもらいたいところ。 21個のLEDが並べられたテールランプもかなりそそられるポイント。さすが「デザインのヤマハ」と呼ばれる所以だ。
しかし今回は良い意味で裏切られた。とにかく走って楽しかったのだ。ということで、マグザムはデザインと走りで楽しめる、まさに「最先端のスクーター」と呼ぶに相応しいデキでありました。
(リポーター:BBweb編集長)
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