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いや、もうお詫びの言葉もございません…
いやぁ、ホント遅れまくれましたね(←他人事、おいっ!)
ごめんなさいっ!
 取材から完成まで約半年という超大作になってしまいました…。
いや、ホント〜に…以下同文。
さぁ、いよいよ 後編 です、行ってみよーっ!


社長としてスキのない答弁を重ねる今岡氏。私の周辺ではこれまで見たこともなかった完璧ぶりです。早く酒を飲まさなければ。








「ねえ今岡シャチョーってば。もうとっくに営業時間が過ぎてるんだから飲みに行きましょうよ」と悪魔がささやくが、社長は「もうちょっとでキリがつくので待ってください」と言う。そうですよね〜






POSHでは現在ハーレー用のパーツもゾクゾクと開発中。しかしPOSHのモットーは「お客さんを裏切らない品質の高さ」なのだとか。やっぱスキがないっす。

社長なのに「デスクワークは大嫌い」
 そう断言する社長の一日とは…??


ーポッシュさんが軌道に乗るようになった、キッカケのような商品はあるんですか。

今岡「一番最初はデジタルの水温計ですね。今まではアナログの水温系はあったんですけど。新幹線に乗った時に車両の中にデジタルのものがあって、ドコで作ってるのかっていうのを調べたら、長野県の小さなトコロで作ってたんです。それを分けてもらって。当時はNSR50とか250とか売れてたんで、その辺で少しよそにないものだったので売れたというか。それが91年くらいです。それから、ホンダのRS125の93年式か94年式あたりで(デジタル水温計が)標準装備で着きだしたんです」

ーそこでこう、一気に会社の規模が大きくなったって感じすか。 今岡「そうですね。最初は僕が一人でいて、また一人雇って…って感じでやってたんですけど」

ーデジタルの計器自体は珍しいモノではなかったのだそうだが、それをバイクに流用した着眼点のすばらしさ。人とは違った視線を持つコトが、新しい製品を作り出す作業には欠かせないのだろう。  「モノを作るのが好きで、それを売るのが好きで、買ってくれた人が“コレいいね”って喜んでくれるのが好き」という社長が、この職業を選ぶコトは必然だったのかもしれない。

ーお客さんの意見っていうのは、どうやって集めてるんですか?

今岡「今は、お店のセールとかに直接行って、お客さんに直接見せたり音を聞かせたりして意見を聞いたりです。あと、たとえば『新しいハンドルを作りたい』って時は、それこそライコランドの千葉とか多摩とかに行って、ハンドルのコーナーの後ろとかでお客さんが言ってるコトをチェック。「コレいいね」とか「色がね〜」とか言ってるの全部聞こえるんですよ」

(笑)抜き打ちで観察してるんすね。商品の開発も、モトは社長が作るんですか。

今岡「そうですね。で、僕が工場に行って作ってもらって、出来たらソレを営業に持って行って」

-社長って、全部の責任者であるうえに、デスクワークのみではないんですね〜。

今岡「デスクワーク大っ嫌い(笑)」

ーそういえばシャチョーの一日ってどんな感じなんですか?

今岡「一日ですか。まずねぇ、健康管理も仕事って思っていて、朝はだいたい五時半起床かな。そっから30分散歩。それで9時から会社ですけど、8時には居ます。その一時間で、考えごとしたり、本を読んでみたり、スタッフへの指示を考えたりします。お昼まではその日によって違うんですけど、銀行が来たり、保険会社の人が来たり、あとは各部署のリーダーと打ち合わせしたりしてると、あっという間に4時5時になっちゃうんですね」

ー結構、打ち合わせとかで時間が過ぎていくような感じなんですね。そうやって気づけば夕方になって退社時間になってしまうと。 今岡「そうですね、だいたい8時を目安にしてるんですけどね」

ー12時間は会社に居るということですね。

今岡「だいたいは。でも朝の一時間がだいたい昼の三時間くらいになりますね。電話鳴らないでしょ。打ち合わせも、誰も居ないから「ちょっとこの件なんですけど」とかもないでしょ。後、夜は7時から8時の一時間っていうのもまぁ出来ますよね」  

うーむ。聞けば聞くほど勤勉なスケジュールである。社長とはこういう人のことを言うのだろうか。いや、今までの私の上司にはこんな人いなかった気がするけどなぁ…。
 そんな順風満帆にポッシュ東京を成長させてきたように見える社長にも、目標を見失いかけ、会社経営に迷いが生じた時もあったのだという。そりゃそうですよね。

今岡「自分の欲だけでやっていっても、なかなか成功しない。だから会社の目標として、例えば10年後にはこういう会社にして、従業員も自分も家族もみんな喜んでる、そしてユーザーも喜んでる。っていうの的確にイメージしないとムリだと思う」と語る社長。
 いやぁ、ホントに社長のカガミだわ、この人。しかし、オチは?? オチは〜っ?!(すみません、根がお笑いなんで、いかにして原稿にオチをつけるかばかり考えてしまうんです…)


社長が案内してくれたのは中央線阿佐ヶ谷駅に程近い『海舟』というお店。もう店構えからして「美味しそう」ではないですか。






「見てみ、見てみ!」とハシャぐハルコ。でも大ぶりのカキの気になるお値段は…。「見ていませんわ、そんなもの!」怖いやつだ。


大会社はキライなんです 良い意見でもなかなか通らないから…


ーお話を聞いてる限りだと全然ワンマンじゃないんですね。って、なんか今すごい失礼な言い方しましたね、私。 だってほらその方がネタになりやすいっていうのがあるじゃないですか。(あくまでオチにこだわる私)

今岡「あ〜そうですね(キレイに流して)、アメリカに居たことがあったので、好き嫌いや良い悪いをハッキリ言う習慣が身についたかもしれませんね。結局なんかをやるって時に、向こうでは言い出しっぺの人がリーダーなんですよ。『こういう企画でこういうのやろうよ』って言ったらその人がリーダーで。その後に『じゃぁオレはこの仕事やるよ』『じゃぁ、あなたコレやって』って営業部長が言い出して、『社長コレやって」とか言うのも全然構わないんですよ。その時やろうって言った人が社長で、僕はそれで全然いいと思ってるんです」

ー肩書きよりも、実質なにをやるか、やりやすい環境で出来るかが重要って感じなんですね。

今岡「そんな感じですね。僕が大きい会社を嫌いなのは、どんなに良い意見持ってる人がいても、なんかまず課長の許可とって、部長の許可取って…って、なかなか社長まで行かないでしょ。そういうのが僕大嫌い。だからアルバイトの子とかでも、なるべく会話するようにしてます」

ー自分の中のアメリカ的考えと、日本的考えの割合ってどのくらいですか。

今岡「半々ですね」

ーじゃぁ、これから海外進出というか、もっと海外に売ってこうとか?

今岡「是非やりたいですね。今でも月に2,3件ヨーロッパから問い合わせ来るんですよ。英語版のホームページもあるんで。カタログ送って、見積もりまでするんですけど、日本製って高いみたいなんですよね。だからなかなか…でも海外、やりたいですね」

ーでは、締めとして今後の展開を教えて頂けますか。

今岡「これから総合パーツメーカーっていうのが厳しくなってくると思うんですよ。だから車種を絞って、誰もやってない市場といいますか。もちろんウィンカーとかハンドルとか汎用品も、いいモノ出し続けたいというのはありますけど。例えば、W1のオーナーズクラブから声を集めて、そういう人達のタメにハンドル作ったり、そういう特に大きな会社が手を出しづらいようなトコロをやっていきたいと思っています」

ーちょっとマニアックな方はご期待くださいって、感じですかね。

今岡「そんな感じです」

…完璧である。私のインタビューの腕(?)を持ってしても、今岡社長の正当性は崩せなかった…(って、だから崩さなきゃいけないのか?)。
 しかーし! この後は宴会! 酒盛り! 飲んでしまえばこっちのモノ。酒は人の本性をむき出しにしますからね〜。うふふ。社長の隠された一面を暴いてみせますわ〜!(だから、暴く必要はあるのか?)

「これなんだか分かるゥ? エリンギじゃなくて松茸なのよマ・ツ・タ・ケ」(でもこの写真でいつ頃の取材だったのかバレバレですな。





美味しい物でお腹が満たされていく半面、今岡社長の「ウチの嫁は素晴らしい」という自慢を聞き、自分はダメな嫁にしかなれないと自覚したハルコにとっては居心地が…。





へべれけ状態となった今岡夫人と私と便乗したスタッフの3人です。こんな姿をお見せして申し訳ありませんけど、これが実態というかテーマというか、目的のような物なのです。


酒好き社長、 いよいよ化けの皮はがれる?!(ウソ)


 松茸、レバ刺し、白子に海老芋〜♪ 豪勢っす! ビールも焼酎も美味いっす、美味いっす〜!
 トコロ狭しと並んだご馳走を目の前に、私は大興奮であった。ココは社長行きつけのお店、阿佐ヶ谷は『海舟』。とにかくもうね、美味いのーっっっ(絶叫)! 出てくるもの、すべてが涙モノの美味さなのである。
いや〜、今岡社長にインタビューして良かった。
 インタビューも終わってくつろぎモードの社長と、美人の奥様、そして便乗したオカムラ夫妻も呆れるほどの勢いで、ひたするパクパクと食いまくる。いや、ホラ貧乏なんで! こんな美味いもん滅多に食べられないんで!

今岡「お酒飲む時はちょびちょびしか食べないんだよ」
ーそっすか! 美味いっす! 社長は会社の方とも良く飲み行くんですか?
今岡「最近はそうでもないけど、昔はしょっちゅう。みんなで楽しく酒飲んで、美味しいものを食べるのが好き」
ーじゃぁ飲む時はメールください! 30分で行きますんで!
今岡「(笑)。オレ、メールの仕方分からないからな〜。でも飲みは重要だよね。普通だったら聞けないような話、いっぱい聞けるし」
ーそうですよね!
今岡「でも飲まない人って酔っぱらわないから、こっちが言ったコトを覚えてる。こっちは飲んだら話が10倍くらいになるじゃないですか。飲まない人ってそれをメモしたかのように覚えてるんだよね〜」
ーそうそう、そうなんですよ! 分かります。やっぱ酒好き同士、通じますね〜! 
 すっかり酒飲みモードに突入、だんだん社長に対しても無礼講になり、奥様との馴れ初めまで聞きだす私である。社長も酔っぱらってるから素直に答えてくれるんだコレが! いや〜楽しいねぇ。
ーじゃぁ、じゃぁ、奥様から見て今岡社長は何点ですか?
奥様「社長としてもダンナとしても文句はないですね」
-じゃぁ社長から見ては?
今岡「いっぱい言いたいことはあるけど(笑)…100点ですね」
ーポッシュの成功の陰に奥様アリ、とかのオチになりそうですね。余りにもキレイすぎるじゃないですか〜っ! うっひゃっひゃ〜!(←かなり酔ってる)  実はコレ以外にも「信念を持ってるヤツが好き」とか「出る杭は延ばさなきゃいけない、信念持ってるヤツにはやらせなくちゃいけない」なんてマジメな話もしたんだけど、すんません、ほとんど覚えていません…。  ひたすら覚えているのは、仲むつまじい今岡夫妻の様子のみ。コレじゃぁ、社長取材じゃなくて、オシドリ夫婦取材じゃ〜っ! なんてわめきながら、阿佐ヶ谷の夜は更けていくのでありました。  

今岡社長ごちそうさまでした! またオゴってくださいましね〜!
次回取材はドコの社長さまが捕まるのか…。どこかにキトクな社長様がいらっしゃいましたら編集部までご一報ください。 こんなでも見捨てないでね

全国のシャチョーさま。
こんな私にオゴってくださいませ。
いつまでもお待ちしておりますです、ハイ。




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