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2005/12/24 |
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#02 レース用タイヤって、公道で履いちゃいけないの? |
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溝があってもダメなの?そこには意外な結末が… |
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ある日、ウチのブログに「レース用タイヤを履いて公道で走ってはいけないという法律は無かった気がするけど、どうなんでしょ?」という読者からの質問が寄せられた。改めて考えてみたのですが…ゴメンナサイ。そんなこと考えたことありません。そこで、早速取材を始めることにしました。
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まずは、最大手のタイヤメーカーであるブリヂストンの「お客様相談室」に聞いてみました。するととても優しい口調で「オンロード用のスリックタイヤに関しては溝が無いから車検に通らないんですけど、レインタイヤ(雨の日に使う)やモトクロスタイヤに溝はありますからね…うーんどうなんでしょうか。危ないと思いますが」というお答え。うーん、僕たちもそんな感じでした。メーカーさんにしてもこんな質問は初めてだった様子。
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そして、「すみません、販売部にお繋ぎしますのでそちらで聞いていただけますか」とのコト。読者さまからの疑問というだけでなく、編集部としても気になる疑問なので解明されるまではいくら回されても構いません。
というわけで次はブリヂストン販売部に聞いてみた。そしてその答えは、「最初からレース用として設計、開発しておりますので、公道できちんと使えるのか全くテストしていないんです。なので『公道走行不可』 という記述にせざるを得ないんです。法的に走ってはいけないのか、といったことも含め全く確認していないので、それを公道で使用した場合どのような罰則があるか、また耐久性やグリップはどうなのかといったことが私たちにも分からないのです。もともと公道で走るものではありませんから、やめたほうが良いと思いますよ」でした。
かなり身のあるお答えがいただけたものの、法律で制限されているのかどうかは分からない。そこで、ダメ押しとして同社の広報部に聞いてみた。が、基本的には販売部と同じ回答。実際メーカーがテストしていないタイヤを使うのは危険だからやめたほうが良い、とのことでした。
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まあ考えてみればモトクロスのレース用タイヤを履いてアスファルトを走った場合に、いきなりブロックが飛んでボロボロになってしまっても、そりゃ法的な問題はともかく責任はとれませんよねえ。メーカーさんの対応を聞いていると「いやいやヤバいって!マジやめときなよ」という 雰囲気がかなり伝わってきました。まるで「シリカゲル(乾燥剤)に『食べるな』って書いてあるけど、食べたら法的にいけないの?」なんて質問をしたんじゃないかってカンジ。でも、おそらく本当に危険なのであろう。
最後に広報部の方に「法的なことならJATMAに聞いてみては?」という助言を頂いた。JATMAとは社団法人日本自動車タイヤ協会のことで、「タイヤの生産、流通、消費及び貿易に関する調査研究、安全及び環境保全に関する施策の立案及びその推進等を行なっている」ところらしい。
で、JATMAの回答は「法的には規制されていません」とのことだった。あースッキリした!わかってスッキリはしたものの、レース用タイヤを公道で履いても意味はありません。
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レース用のタイヤ(モトクロス用)。こんな接地面積でアスファルトを走らないほうが良いのは一目瞭然であろう。

こちらが公道走行可能なオフロードタイヤ。なるほど、オンでもグリップを確保できそうなパターンになっているではないか。
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そもそもレース用タイヤはサーキットごと、気温ごと、その他モロモロの細かな条件に焦点を当てて選ぶものだから、公道で履いても高い性能を発揮できるわけではないのですよ。まあ「モトクロスタイヤは迫力があるからカッコイイ」なんてファッション的な話しなら解らなくもないけど、ハッキリ言ってアスファルトでのグリップ力は最低です。
ロードレーサーの履くスリックタイヤにしても、温まっていない状態ではフツーの公道用タイヤよりも全然グリップしません。コケたくないなら止めましょう。ま、悪いことは言わないので走るときは公道用のタイヤがの中から選ぶことだね。 |
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